映画雑記

まさかゲイリー・オールドマンが 1

朝の番組にて、ゲイリー・オールドマンと椎名桔平が共演する映画がつくられると聞いてびっくり。目が覚めるくらいびっくりした。 _

第80回アカデミー賞

今年の作品賞は「ノーカントリー」。監督賞も「ノーカントリー」のコーエン兄弟が受賞した。 ベトナム戦争の影が色濃く残る時期のアメリカが舞台という。この作品の“血も涙もない殺し屋”役で助演男優賞を受賞したのがスペインのハビエル・バルデム。「海を飛…

第58回ベルリン国際映画祭

2/7〜2/17のベルリン。 金熊賞は「Tropa de Elite」、監督賞は「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」のポール・トーマス・アンダーソン。 _

脚本家組合のスト終結。

現地12日、ハリウッドの脚本家組合のスト終結とのこと。このストの影響で今年のゴールデン・グローブ賞の授賞式は流れたが(発表のみ)、今月末のアカデミー賞は予定通り行われるという。 08.2.14

2008年アカデミー賞ノミネート。

1月23日の朝のニュースにて、日本時間22日夜、アカデミー賞のノミネーションが発表され、浅野忠信がチンギス・ハーンを演じたタジキスタン映画「モンゴル」が、外国語映画賞にノミネートとの報を聞く。授賞式は2月24日。 _

「ブラック・レイン」だったのに。

昨日、かなり久しぶりに阪急梅田駅の構内を通った際、かつて「ブラック・レイン」にも登場した、撮影当時リドリー・スコットも気に入っていたという話の あの 天井の装飾がなくなっていることに気がついた。 現在、阪急百貨店が改装中で、あのへんもずっと工…

2008年のゴールデン・グローブ賞。

ゴールデン・グローブ賞の結果を聞く。 主演男優賞はジョニー・デップ。 _

ゴールデン・グローブ賞、史上初の中止。

今月13日の予定だったゴールデン・グローブ賞が中止となる。 脚本家組合のストを支持する、俳優組合加入の俳優たちが授賞式欠席を表明。ノミネートされた全ての俳優が欠席する事態となり、史上初めての中止が決定したという。記者会見方式で結果のみ発表され…

三番街シネマ、最後の日。

大阪・梅田にある三番街シネマが、閉館となる。 〈さらば いとしの三番街シネマ〉と銘打った最後の上映は、これまでここで上映されて、に人気の高かったものや、ロングランになったものを上映するという。 最後だから、たとえ1本でもここで見ておきたいと思…

第64回ベネチア国際映画祭

8/29〜9/8のベネチア映画祭。 金獅子賞(最優秀作品賞)はアン・リー監督作「ラスト、コーション」。銀獅子賞(優秀監督賞)はブライアン・デ・パルマ(「リダクテッド」)。 優秀男優賞が、意外と言ったら失礼だが、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のブラッ…

第60回カンヌ国際映画祭

5/16〜5/27の今年のカンヌ。 パルムドールは、ルーマニア映画として史上初の最高賞受賞となった「4ヶ月、3週と2日」(監督:クリスチャン・ムンギウ)。グランプリは、日本の河瀬直美監督作品「もがりの森」。松本人志の監督デビュー作「大日本人」も出品さ…

第79回アカデミー賞

日本人俳優出演のクリント・イーストウッド監督作品「硫黄島からの手紙」の作品賞ノミネートと、「バベル」出演の日本人女優菊地凛子の助演女優賞ノミネートが特に話題となった、今年のアカデミー賞。 「ディパーテッド」が作品賞、“無冠の巨匠”スコセッシが…

第57回ベルリン国際映画祭

2/8〜2/18のベルリン。 金熊賞は「トゥヤーの結婚」、監督賞はヨセフ・シダー(「Beaufort」)。芸術貢献賞は、ロバート・デ・ニーロ監督作「グッド・シェパード」の出演者たちの演技に。 _

第63回ベネチア国際映画祭

8/30〜9/9のベネチア。 今年の金獅子賞は ジャ・ジャンクー監督の「三峡好人 Still Life」(邦題:「長江哀歌(エレジー)」)。監督賞はアラン・レネ。 デイヴィッド・リンチに名誉賞。 主演男優賞がベン・アフレックというのが、失礼ながら意外という印象。…

第59回カンヌ国際映画祭

28日に最終日を迎え、受賞結果の出たカンヌ国際映画祭。今年の審査委員長はウォン・カーウァイ監督。 パルムドール(最高賞)は英国のケン・ローチ監督作「麦の穂をゆらす風」(英題直訳:「大麦をゆらす風」/アイルランドの独立運動を舞台に、考えの相違か…

マイケル・ナイマン -音と映像が摩擦を起こす。

このほど公開されたジョニー・デップ主演作「リバティーン」の音楽を担当した、「ピアノ・レッスン」等の映画音楽で知られる作曲家マイケル・ナイマン。 初めてマイケル・ナイマンの音楽を聴いたのは「ピアノ・レッスン」だった。 映画以上に耳につくあのピ…

第78回アカデミー賞

今年はなんと言っても作品賞での驚きに尽きる。「クラッシュ」の受賞だ。十中八九「ブロークバック・マウンテン」にいくだろうと予想していた。 今回の作品賞ノミネート作品は、社会派と言われる題材の映画がそろったものの、たとえば宗教の違いや思想の違い…

第56回ベルリン国際映画祭

2/9〜2/19のベルリン。 金熊賞は「グルバビツァ(邦題/サラエボの花)」(監督:ヤスミラ・ジュバニッチ)。銀熊賞は「オフサイド・ガールズ」(監督:ジャファル・パナヒ)。監督賞に「グアンタナモ、僕達が見た真実」のマイケル・ウィンターボトムら。名誉…

京都の映画館のさいごの1日に。

その映画館に初めて行く日が、閉館の日であった。 1月29日。京都スカラ座、京都宝塚、京極東宝の3館が閉館するという。雑誌で見るまで閉館することは知らなかった。 行ったことのない映画館でも、やっぱり閉館は寂しい。さいごの2日間だけは名作と呼ばれる古…

「キャスト・アウェイ」/「ブラス!」 Fedexを見るとトム・ハンクスを思いだす。

トム・ハンクスが20kg以上も減量して出演した無人島漂着映画、「キャスト・アウェイ」。 無人島での唯一の“心の友”だった、流れ着いたバレーボールとの涙、涙の別れ(!)で観客にまで涙させた(…はず)トム・ハンクス。劇中ではFedexの社員という設定で、飛…

阪神優勝のその瞬間、とある映画ファンの空白の2時間。

阪神タイガースが2年ぶりのリーグ優勝を果たした昨晩。 石を投げれば確実にトラファンに当たるに違いない土地柄、野球にはまったく縁のない映画ファンでも、今日ほぼ間違いなく優勝、という情報だけは小耳にはさんでいたものの、そちらは熱狂的トラファンに…

第62回ベネチア国際映画祭

8/31〜9/10のベネチア。 金獅子賞はアン・リー監督作「ブロークバック・マウンテン」。監督賞はフィリップ・ガレル「Les Amants reguliers」(邦題:「恋人たちの失われた革命」)。 主演男優賞は、「グッドナイト&グッドラック」のデヴィッド・ストラザー…

第58回カンヌ国際映画祭

5/11〜5/22のカンヌ映画祭。 パルムドールは「ある子供」、ダルデンヌ兄弟が2度目の受賞。グランプリはジム・ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」。 トミー・リー・ジョーンズが主演男優賞を受賞した「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」は、…

第77回アカデミー賞

今年こそはスコセッシ監督を、と多くの映画ファンが思ったに違いない今回、見事に「ミリオンダラー・ベイビー」が主要部門を持っていってしまった。 多くそんな声が出ていたように、「アビエイター」と予測していた一人なだけに、作品・監督賞は、あぁそうな…

「ゴスフォード・パーク」「ザ・セル」「フェイク」 映画と衣装。

衣装に目がいく映画といえば、やはりおもに時代もの、あるいは実際に50〜70年代に作られた映画だ。 ヨーロッパの宮廷を描いた作品の豪華絢爛な衣装や、19世紀末から20世紀初頭を描いた作品の装い、1920〜30年代の設定である「ゴスフォード・パーク」のような…

第55回ベルリン国際映画祭

2/10〜2/20のベルリン。 金熊賞は「U-Carmen e-Khayelitsha」。銀熊賞は「孔雀」。監督賞は「白バラの祈り ゾフィー・ショル最期の日々」のマルク・ローテムント。主演女優賞も「白バラの祈り〜」のユリア・イェンチ。 _

「グラン・ブルー」「アトランティス」「リバー・ランズ・スルー・イット」「ムーラン・ルージュ」「アメリ」「ベンゴ」「ハンニバル」 ハンス・ジマーって最近だけで何本の映画で作曲してるんだろうか。

映画音楽の話。でも最近全然CDを買わない。買わなくても意外と平気になってしまった。映画音楽なら映画見た時に聴いてるし、と思ってしまう。 以前、「グラン・ブルー」のサントラは繰り返し聴いていた。繰り返し何回も何回も、同じリュック・ベッソン作品で…

「天国の約束」「インソムニア」 アル・パチーノの吹替えって。

かつてアル・パチーノの出ている映画のビデオを借りようとして、字幕を借りたつもりが、見てみたら吹替えだった。 店頭に1本しかなく、1本しかない場合はまず基本的に字幕だろう、と思い、確かにろくに確認もしなかったような気がするが、なんで字幕がなかっ…

「ブラック・レイン」「ハンニバル」「グラディエーター」 リドリー・スコット+大阪。

大阪が出てくるハリウッド映画といえば、の「ブラック・レイン」。なぜか今年になってようやく見た。あんなに舞台のほとんどが大阪だったとは。 映画をよく見るようになってからも、しばらくはリドリー作品をそう見ることもなく、「エイリアン」も「ブレード…

オリンピックと下宿人とライカ犬。

「炎のランナー」はすぐれた青春映画だ。 あの あまりにも有名なテーマ曲を、ビデオで作品を見る前からよく耳にする機会があったので、初めて見たときには、「この映画の曲だったのか!」と。 せっかくオリンピックに出場できる、となった時に、敬虔なクリス…