映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「トランスポーター2」

THE TRANSPOTER 2
2005フランス
監督:ルイ・レテリエ
出演:ジェイソン・ステイサム



ジェイソン・ステイサム演じる黒スーツの寡黙な運び屋がかっこいい「トランスポーター2」。
前作に続きカーチェイスも相変わらずハデだ。90分というまとまりのよさも見やすい。


依頼の中身にはまったく興味を示さず、ただ淡々と完璧に仕事をこなす運び屋が、前作で運んだのは女性、そして今回の2作目では、少年の送り迎えを請け負って事件に巻き込まれる。


元英国特殊部隊工作員という設定で、とにかくカースタントとアクションシーンはこれでもか、と満載。
車体に仕掛けられた爆弾を、車ごとダイブしてそのままクレーンか何かにひっかけて取り外すシーンでは『ありえへん』と笑ってしまうし、その場にある物を何でもかんでも本来の使い道に関係なく最大限に活用して敵をなぎ倒す、身体能力抜群の無敵っぷりは、ほとんどもうジャッキー・チェンだ。


そのへんの描き方は突飛なものだが、アクション映画としての方向性、〈中途半端にメッセージをこめず、娯楽アクションに徹する〉というのがハッキリしていて、いっそ潔い。
それも主人公の人物造形がかなりしっかり形づくられ、際立っているからこそ生きる。


寡黙で沈着冷静、仕事には常に完璧を求めるが冷徹ではない。めったに表情を変えないが、自分に敬意を払う人物には同じように接する。時間を守り、車と身だしなみにうるさい。そういう人物を、ジェイソン・ステイサムが実にかっこよく演じている。


いつもの黒スーツの予備一式がちゃんとトランクに用意されてるのが、何枚も同じオバケ服を持っているオバQみたいだった。






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