映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「サンキュー・スモーキング」

THANK YOU FOR SMOKING
2005 アメリカ
監督:ジェイソン・ライトマン
出演:アーロン・エッカート
    ウィリアム・H・メイシー
    マリア・ベロ



日々嫌煙家から非難ごうごうのタバコ会社の広報マンを主人公にしながら、登場人物がタバコを吸うシーンが一切出てこないのが特徴の、“いかにして口先だけで世間を渡っていくか”を見せる映画。タバコが出てくるのは、主人公がテレビで見る古い映画の中ワンシーンだけだ。


アーロン・エッカート演じる主人公の、舌先三寸の話術が小気味いい。窮地に追い込まれても、その窮地に自分を追い込んだ相手の足をひっぱりながら這い上がってくる様は実に痛快。こういう、風刺をきかせつつも、それを大仰でなくテンポよく見せる映画を見ると、得した気分になれる。


アーロン・エッカートのほかには、“チーズが名産の州出身の大臣”役に、群像劇には必ず出てそうなイメージのウィリアム・H・メイシー。酒メーカーの広報で、主人公と同じく“死の商人”と呼ばれる女性には、今年は気がつくと「アサルト13」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「ワールド・トレード・センター」など 出演作の公開が重なったマリア・ベロ。それからトム・クルーズとの結婚報道で注目を集めているケイティ・ホームズも、手段を選ばない新聞記者役で出ている。






06.11.1