「GOAL!2」 サッカー映画はやっぱり見ないと。

GOAL Ⅱ:LIVING THE DREAM
2007 イギリス=スペイン=ドイツ
監督:ジャウム・コレット=セラ
出演:クノ・ベッカー
    スティーブン・ディレイン
    アレッサンドロ・ニヴォラ
    ルトガー・ハウアー



FIFAが公式に協力した初めての映画で、主人公がワールドカップに出場するまでを描く「GOAL!」3部作。試合のシーンでは実際の試合の映像も使われている。


昨年、1作目が公開された頃に、某情報番組で撮影風景を紹介していた。試合のため東京にやってきた “本物のレアル・マドリードの選手”の中に “俳優”アレッサンドロ・ニヴォラがごく自然に混ざって一緒に歩く様子、というのを撮影していたが、今回の2作目で冒頭すぐのシーンとして出てきて、『去年見たあれ、あれ』と思わず嬉しくなってしまう。


スター選手ながら調子も評判もイマイチで、今作では容色の衰えをやたらと気にするシーンで笑わせるガバン・ハリス役アレッサンドロ・ニヴォラが醸し出す、そこはかとなく軽薄な雰囲気が妙にリアルに感じられていい。具体的にモデルにした選手がいるのかと思うほど “スター選手”っぽい。


その、昨年見た撮影風景紹介では、ベッカムが途中で髪を切ってしまってどうつなぐのか、と言ってたが、そういえば映画最初の方の試合と、ラストの試合とで微妙に違ってたような…(最後の試合のシーンで短くなってたような気がする)。


監督役はルトガー・ハウアー。顔がそっくりという訳ではないが、白髪まじりの髪型といい、見てるとオシム監督を思い出す。


最後のレアル対アーセナルの試合は、レアルが勝ってヨーロッパチャンピオンに。






07.6.1