映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「ダージリン急行」

THE DARJEELING LIMITED
2007 アメリカ
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン
    エイドリアン・ブロディ
    ジェイソン・シュワルツマン

併映:短編「ホテル・シュヴァリエ」(「ダージリン急行」の前日譚的内容)



「ロイヤル・テネンバウムズ」、「ライフ・アクアティック」の監督、ウェス・アンダーソンの作品ということで楽しみにしていた「ダージリン急行」。


ライフ・アクアティック」のセットもそうだったように、今回も、ドールハウスを等身大にしたような列車内の個室。この映画のためにマーク・ジェイコブズがデザインしたという、動物の型押し柄のバッグの数々。西洋人3人兄弟がいかにも“旅のお客さん”に見える色鮮やかなインド風景(実際のインドというよりイメージの世界のインドといった感じ)。
小物も、象の柄をあしらったティーカップなど、細かいところまでかわいらしい。


とんちんかんで仲がいいんだか悪いんだか、妙な3兄弟の些細な理由での小競り合いや、若干誤解してそうなインド観なども地味に面白い。


久々に出演作を見たエイドリアン・ブロディ、こんな声だったけと思いつつ、シリアスな演技のイメージが強いせいか、今回のゆるいコメディに出ているのが新鮮だった。上はシャツを着ているものの、下はパンツ一丁、頭にはアイマスクをひっかけたままの間抜けな格好や、疲れた顔でタバコを吸う姿が妙にツボにハマる(毒ヘビを買って帰ろうとするところも)。


そして、ウェス・アンダーソン組と呼びたくなるオーウェン・ウィルソンビル・マーレイアンジェリカ・ヒューストン。ウェス作品にやたらしっくりきているジェイソン・シュワルツマン、ウェス作品にはイメージ合わんなぁという感じのナタリー・ポートマン、などなど。


ゆるい旅のわりに、それなりにアクシデントも起こる(起こす)。本当のインドの旅はもっと大変そうな気がするのだが。こんな旅ならしてみたいかも。






08.4.2