映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「奇跡のシンフォニー」

AUGUST RUSH
2007 アメリカ
監督:カーステン・シェリダン
出演:フレディ・ハイモア
    ジョナサン・リース・マイヤーズ
    ケリー・ラッセル
    ロビン・ウィリアムズ



いつか必ず、音楽がまだ見ぬ両親のもとへ導いてくれると信じている、驚くべき音楽的才能を持つ孤児の少年の物語。「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」などの子役、フレディ・ハイモアがその少年を演じる。


ジム・シェリダン監督の娘がこの作品の監督をつとめているということで、それだけで、どこかもう既にものすごく良心的な作品という感じがしてくるから不思議だ(ジム・シェリダン効果)。


少年が初めて来たニューヨークの喧騒がそのまま音楽になってゆくシーンや、特にラストの演奏会のシーンは秀逸。屋根のない場所、そのまま天空につながる場所で演奏された音楽が、夜の涼しい空気に溶けてゆく様を見るかのようだ。


それから、ロビン・ウィリアムズを久しぶりにスクリーンで!というのもこの作品を見に行った理由のひとつだが、少年を音楽関係者に高く売り込もうとするウィザード役ではちょっと物足りない。最近のロビン・ウィリアムズ出演作は、『RV』も『LICENSE TO WED』も、なぜかいわゆるDVDスルー。ロビン・ウィリアムズの活躍する映画をスクリーンで見たい。


そしてもう1人。いつもは個性的な役が多いが(と言っても本当に多いのか、それとも本人が個性的だから“いつも個性的な役やってそうイメージ”を持ってしまうのか、実際のところよく判らないが)、今回は最初から最後までストレートに素敵なジョナサン・リース・マイヤーズが、意外性もありつつでよかった(歌声もまたよし)。


フレディ・ハイモアは、いかにも幼い少年、という感じの役は、このあたりでそろそろおしまいだろうか。あの年頃の子が大きくなるのは早いものだし。







08.7.23