映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

第65回ベネチア国際映画祭

8月27日(日本時間28日)から9月6日(同7日)行われた第65回ベネチア国際映画祭のコンペティション部門の結果が、9月6日(現地)発表された。金獅子賞(最高賞)はダーレン・アロノフスキー監督作品「ザ・レスラー」。


ミッキー・ロークがプロレスラー役を演じているという。ダーレン・アロノフスキー監督作品にミッキー・ロークという組み合せが不思議な感じがするが気のせいか。今回の審査委員長はヴィム・ヴェンダースだった。


〈受賞結果〉
金獅子賞:「ザ・レスラー」(ダーレン・アロノフスキー監督)
銀獅子賞(優秀監督賞):アレクセイ・ゲルマンJr.(「ペーパー・ソルジャー」)
審査員特別賞:ハイル・ゲルマ(「テザ」)
優秀男優賞:シルヴィオ・オルランド(「イル・パパ・ディ・ジョバンナ」)
優秀女優賞:ドミニク・ブラン(「ロートル」)
マルチェロ・マストロヤンニ賞(優秀新人賞):ジェニファー・ローレンス(「バーニング・プレーン」)
優秀撮影賞:アリシャ・ハミドホジャエフ/マキシム・ドロゾドフ(「ペーパー・ソルジャー」)
優秀脚本賞:ハイル・ゲリマ(「テザ」)


日本の宮崎駿北野武押井守の3人の監督は、コンペ部門では賞を逃した。

それぞれ協賛団体による賞を受賞→
第8回ミンモ・ロテッラ財団賞:宮崎駿監督「崖の上のポニョ」(芸術家ミンモ・ロテッラ(2006年没)の名前を冠する賞。毎年イタリアの映画監督らが審査員となり、芸術性の高い作品に贈られる。ポニョは“万人に訴えるメッセージがある”と評されたという)
第15回パストーネ・ビアンコ賞2008(白い杖賞):北野武監督「アキレスと亀」(イタリアの映画誌"Flimcritica"協賛の批評家賞)
フィーチャー・フィルム・フェスティバル・デジタル・アワード:押井守監督「スカイ・クロラ」(次点:宮崎駿監督「崖の上のポニョ」)


ポニョは、件の映画誌"CIAK"で観客賞を受賞。観客10人による最高5つの星取表で、5つ星6人、4つ星半1人、4つ星2人、3つ星1人、と高評価だったという。映画祭会期途中までポニョがトップだったという同誌での批評家賞は、キャスリン・ビグロー監督作「ハート・ロッカー」との結果に。


この日掲載の批評家14人による金獅子賞予想では、1人がポニョを挙げ、驚いたことには、優秀女優賞候補に、「レイチェル・ゲティング・マリッド」のアン・ハサウェイなどに加え、なんと2人の批評家がポニョを押したという、そんなことってあるのか(アニメのキャラを!)、という話も。


ちなみに、審査委員長ヴィム・ヴェンダースは、記者会見で“僕はポニョの歌を永遠に歌うよ”とも語ったらしいが。






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