映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「エグザイル/絆」

EXILED 放・逐
2006 香港=中国
監督:ジョニー・トー
出演:アンソニー・ウォン
    フランシス・ン
    ニック・チョン
    ロイ・チョン
    ラム・シュ



返還間近のマカオを舞台に、香港マフィアの世界で生きてきた5人の男を描く。


香港映画をそれ程見てきたわけではないが、数多の香港映画の中でも金字塔と呼べる作品であると思っている「インファナル・アフェア」シリーズに出演していた俳優が、アンソニー・ウォンをはじめ、ほかにもチラホラと。


インファナル・アフェア」に続いて、あれ以上に渋い役のアンソニー・ウォンに、「インファナル〜」第2作でヤンの兄を演じていたフランシス・ンもかっこいい。狙撃の名手である仲間の1人や、若いマカオのボスを演じるのも、「インファナル〜」に出ていた俳優だ。そういうのも、あの作品が好きな者にとっては またいい。


冒頭では、どういう関係性の5人か、と思うのだが、そのうちすぐ、その強いつながりがうらやましくなるような5人だ。


入り乱れすぎて そのうち誰が誰を撃っているのかわからなくなる銃撃戦も、マフィアものの醍醐味か。ハデな見せ場がいくつもある。そしてやっぱり、演じる俳優たちの、味のある演技、演じる5人の男 ―堅気でない男のもつ哀愁、刹那的に生きる道行きが、銃撃戦以上に後味を残す。そして、重要な小道具である、写真も。


男にしか解らない男の友情を描く優れた作品は多くあるが、その優れた作品のうちの1本として数えられる映画といえる。ハリウッドリメイクが決まっている、などと書いてあったが、どうだろう、成功するかどうか。






09.2.1