映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「007 慰めの報酬」

QUANTUM OF SOLACE
2008 イギリス=アメリカ
監督:マーク・フォースター
出演:ダニエル・クレイグ
    オルガ・キュリレンコ
    マチュー・アマルリック ほか



007といえば、映画館でやっとこさ初めて見たのが、ピアース・ブロスナンがボンドを演じていた時の最後の作品で、ダニエル・クレイグがボンドになってから、ようやくなんとか続けて見ている(と言ってもダニエル・クレイグはこれでまだ2作目だが)。


ダニエル・クレイグのボンドが好きだ。ダニエルが次のボンドを演じると発表された当初、原作と余りにイメージが違うとか、金髪碧眼のボンドなんてあり得ないとさんざん言われたというのは有名な話だが、1作目「カジノ・ロワイヤル」が公開されるとすこぶる評判がよく、すぐに批判が収まったというのも納得のかっこよさのダニエル・ボンド。


今回も、目立ちすぎて全然スパイになってないだろう、という感じの破壊と殺しは健在。まったくスパイらしさがないのに、ジェームズ・ボンドとしてはとてもかっこいいという、ダニエル・ボンドの不思議。かなりの部分を本人がスタントなしで演じ、大怪我を負ってしまったというのも頷けるアクションシーンの連続だ。


少し残念なのは、マチュー・アマルリックスピルバーグの「ミュンヘン」にも出演していた、「潜水服は蝶の夢を見る」で知られるフランス人俳優である。「潜水服〜」では、病によって体を動かすことのできない人物を演じ、とても印象的だったのに、「慰めの報酬」の悪役では、悪役云々は関係なく、その魅力がまったく感じられなかった。ヨーロッパに限らず、アメリカ以外の俳優がハリウッド大作に出演すると、そういうケースがままある。自国の映画ではとても魅力があるのに。こういうところは大作映画の残念な点だ。


ほかの出演者には、ジャンカルロ・ジャンニーニ(自分にとってはいまだに「ハンニバル」イメージ)、ジェフリー・ライト、そしていつものジュディ・デンチと、なんとなく豪華。






09.2.11

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