映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

〈カウリスマキかもめ食堂ナイト〉 京都のオールナイト上映。

カウリスマキかもめ食堂ナイト〉
2009.11.14〜15
京都みなみ会館



1.「過去のない男
  2002 フィンランド=独=仏
  監督・脚本:アキ・カウリスマキ
  出演:マルック・ペルトラ
      カティ・オウティネン


2.「かもめ食堂
  2005 日本
  監督・脚本:荻上直子
  出演:小林聡美  片桐はいり
      もたいまさこ  マルック・ペルトラ


3.「パラダイスの夕暮れ」
  1986 フィンランド
  監督・脚本:アキ・カウリスマキ
  出演:マッティ・ペロンパ
      カティ・オウティネン


4.「真夜中の虹」
  1988 フィンランド
  監督・脚本:アキ・カウリスマキ
  出演:トゥロ・パヤラ
      マッティ・ペロンパ


5.「マッチ工場の少女」
  1990 フィンランド
  監督・脚本:アキ・カウリスマキ
  出演:カティ・オウティネン
      エリナ・サロ



何年ぶりかに見る「過去のない男」。カンヌで“パルム・ドッグ”受賞のおとなしくてかわいい犬、ハンニバルの、名前の字幕に『食人鬼』の文字があてられて、カルタゴハンニバルでなくハンニバル・レクターからきていること、そしてそんな名なのにものすごくおとなしい犬である、ということが強調されていたが、これ、最初に見た時の字幕もこうだったのかは覚えがない。このあとのカウリスマキ作品「街のあかり」の主演俳優がチラッと出ていることに今回気づいた。


こちらも数年ぶりの「かもめ食堂」は、久しぶりに見る店がすてきだ。そして、久しぶりに見る豚身昼斗念がかわいい。


ほかの3本は今回初めて見た。「パラダイスの夕暮れ」は、とにかくカティ・オウティネンが若い(「マッチ工場の少女」でもそうだが)。「真夜中の虹」カウリスマキ映画には、何故こんなに主人公を襲う暴漢が頻繁に登場するのか… 「マッチ工場の少女」では、映画に出てくる工場を見るのが好きだから、マッチ工場の映像がいい。そして、なんともひょうひょうとして もの悲しいラストである。

そして、「過去のない男」と「かもめ食堂」は、今回、マルック・ペルトラ追悼上映、と銘打たれている。


それによって、もう亡くなったのだということをようやく知った。驚き、また、寂しい。亡くなったことそのものも、フィンランドの俳優となると、ハリウッドと違い、たとえ素晴しい俳優であっても、亡くなったという情報すら知らずに長い間過ぎてしまうことも、両方が、である。


2007年12月31日に亡くなったそうである。もう2年近く経つ。こんなに長い間知らなかったとは… まだ51歳だったという。


合掌




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