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映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

第82回アカデミー賞

興行収入歴代世界最高の3D映画と、各国映画祭で注目された戦争映画、そのどちらが作品賞をとるか、また、かつて夫婦であった二人の監督のどちらかが監督賞をとり、場合によっては女性初の監督賞受賞となるか― そのあたりが特に話題の中心となった、今年のアカデミー賞。どちらの作品も、9部門にノミネートされていた。


11:40頃。チラッとニュースを耳にし、脚本賞を「ハート・ロッカー」、長編アニメーション賞を「カールじいさんの空飛ぶ家」が受賞したと聞くが、その後、夕方までニュースを聞ける状況になかった。


17:20頃。「ハート・ロッカー」が、作品賞含め6部門を受賞したとようやく知る。キャスリン・ビグロー監督の映像を見て、これは監督賞も受賞しているようだ、ということで、女性初の監督賞受賞も知る(本当は女性監督の受賞が珍しくなくなることこそが望ましいが、まだそれは遠い)。「アバター」は視覚効果賞含め3部門受賞とのこと。その時、長編ドキュメンタリー賞を、「THE COVE」という、和歌山県太地町のイルカ漁を隠し撮りした反イルカ漁映画が受賞した、ということも聞く。


その後、19時からのニュースの中で、上記の結果及び、「ハート・ロッカー」はこのほかに編集賞、「アバター」はこのほかに撮影賞受賞とのこと(他の受賞部門は、このあとまた細かくわかるだろう)、そして、主演男優賞をジェフ・ブリッジス、主演女優賞をサンドラ・ブロックが受賞したと聞く。


これまで、様々な作品の様々な役柄でその実力を発揮しながら、“もっとも過小評価されている俳優”と言われたこともあるほど、受賞に縁がなかったジェフ・ブリッジス。これまで見てきた、定職に就かずボーリングばかりしていたり、ヤク中だったり、ラジオのDJだったり、はたまた医者や大学教授、大統領といった役… タイプの違う役柄を軽々演じてきたジェフ・ブリッジスがとても好きなので、この主演男優賞の受賞はとても嬉しい。これでようやく賞が追いついた。


そして、主演女優賞受賞のサンドラ・ブロック。ヒット作に出演ののち、コメディで定評を得、一時の(それまでと比べての)低迷、その後出演だけでなく製作にも着手、再び以前のようにヒット作を世に送り出しての、今回の受賞。アカデミー賞には縁のなかったサンドラ・ブロックだが、今回、女性の単独主演映画で歴代最高の興収を記録したという「しあわせの隠れ場所」での受賞は、ようやく、という感じで、サンドラの、このあっけらかんとして思い切りがいいという持ち味がずっと好きだった者としては、素直によかったと思える結果だ。


ちなみに、前日のラジー賞にて、他の作品で最低女優賞を受賞してしまっているサンドラは、史上初、同じ年のアカデミー賞とラジー賞の同時受賞となった(不名誉、か? 数年前にはハル・ベリーポール・バーホーベン監督が出席したというものの、基本的には受賞者の来ないラジー賞に今回出席したサンドラ、その映像を今朝見たが、その時のスピーチは、かなりラジー賞会員にウケていた模様)。


昨日書いた勝手な予想では、「アバター」が作品賞をとったら面白くないとか、もし 「アバター」がとるとなればその場合監督賞はキャスリン・ビグローだ的なことを書いたが、フタをあければ、それなりに望み通りの結果となった(と言うと、キャメロンに失礼と言えば失礼なのだが)。


このあと、ほかの部門の受賞を調べると、助演男優賞は、こちらもかなり受賞が確実視されていた、「イングロリアス・バスターズ」のクリストフ・ヴァルツ、助演女優賞は、「プレシャス」のモニーク。






10.3.8

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