映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「逃走車」

VEHICLE 19

2012 アメリカ

監督:ムクンダ・マイケル・デュウィル

出演:ポール・ウォーカー ほか

 

レンタカー店の手違いで、もともと借りたはずの車とは違うものに乗ることになってしまった、と思ったら、その車に乗せられていたのは、拳銃、見ず知らずの人物から何度もかかってくる携帯電話、そして、誘拐された女性。

 

ほぼ全編に渡って車内搭載カメラで撮影している、というのが売りの本作。主演は、車といえばこの人、ポール・ウォーカーである。

 

ポール・ウォーカーといえば、顔と名前を知られるきっかけとなったのが、そもそも「ワイルド・スピード」(2001)、カーアクションだ。「ロードキラー」(2001)も、「激突!」のリメイク的内容で、車に乗りっぱなしの映画だった。警官役でパトカーに乗っていた映画もある(「NOEL ノエル」(2004))。しかし何も、車に乗る映画にばっかり出ているわけではなく、「イントゥ・ザ・ブルー」(2005)や「父親たちの星条旗」(2006)など、車に関係のない映画にももちろん出ているわけだが、しかし、その合い間、合い間に、シリーズ化された「ワイルド・スピード」続編に定期的に出演しているため(3作目のみ出演していない)、車イメージが見事に定着(アメリカ版「南極物語」(2006)では犬ぞりに乗っているが)。

 

そのせいか、ずいぶんとおあつらえ向きだという印象の、今回の「逃走車」。乗っている車自体は移動するが、車内搭載カメラで、車内のポール・ウォーカーを撮っているわけだから、画面の動きは当然制限される。限られたひとつの空間にいる主人公を捉え続けているという点では、「[リミット]」(2010)、「127時間」(2010)などに通じるものを感じる。

 

 

2013/2/26

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