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映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「アンタッチャブルズ」

De l'autre côté du périph

ON THE OTHER SIDE OF THE TRACKS

2012 フランス

監督:デビッド・シャロン

出演:オマール・シー

   ローラン・ラフィット

 

一言でいえば、相棒ものの刑事コメディ。日本でも昨年ヒットした「最強のふたり」に出演していたオマール・シーは、「最強~」の時とほぼ変わらないようなキャラクターを演じているが、それが似合う。相棒刑事を演じたローラン・ラフィットは「クリムゾン・リバー」に出演していたとのことだが、そちらはまったく覚えていなかった。

 

日常に起こり得る人種差別をさらっと織り込むシーンもあるものの、別段、説教くさいわけでもなく、主人公らがそれを逆手に取るようなシーンも描かれる。なおかつ、ガタイがよく、世渡りも心得ていそうなウスマン(オマール・シー)が、子供の頃いじめられていたとか、エリートで女性に目がないフランソワ(ローラン・ラフィット)が、厳格な父との間に確執があったらしいことなどにも、さらっと触れはするが、触れるだけで、あえて深くは掘り下げない(ウスマンの過去については、劇中出てくる団地に、“幼少時住んでいた” という点が、ストーリーに直接的な関わりがあるにはあるが)。過去を理由に、トラウマを持った人物として描くわけでもなく、過去はあくまでも、その人物の “背景” にとどまっている。

 

それらのことにさらっと触れ、あえて掘り下げることなく、コメディの体裁を保つという、そのバランスがちょうどいい。

 

 

 

2013/3/13