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映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「オブリビオン」

Oblivion

2013 アメリカ

監督:ジョセフ・コシンスキー

出演:トム・クルーズ

    モーガン・フリーマン

    オルガ・キュリレンコ

    アンドレア・ライズボロー

    ニコライ・コスター=ワルドー

    メリッサ・レオ

 

トロン:レガシー」(2010)の監督の新作だ、と いくら言われても、監督の作風など およそわからないほどに寝てしまったのだ、「トロン:レガシー」鑑賞時。そのため、前と比べて今回はどうだ、とかいう見方はしていない。確かに美しい造形だが、あえて ある種の古さを取り入れているようにも見える。侵略者の存在の由来や正体を一切説明していないが(経緯のみ見せる)、“人間には計り知れない謎” というような見せ方をしたかったのだろう。

 

この春公開された「シャドー・ダンサー」(2011)で初めて見(昨年公開された「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」(2011)にも出演していたらしいが、そちらは見逃した)、そのすぐあとに公開された「ビトレイヤー」(2013)にも出演していたアンドレア・ライズボローが、この「オブリビオン」にも重要な役で出演しているが、やはり非常に印象的。この3作品どれもで、ほかにも様々な役柄を見てみたい、と思わせるような演技を見せている。

 

ところで、ラストシーンでのトム・クルーズは、早い話がクローンなわけだが。いくらこの映画が、クローンの深層にオリジナルの記憶が残っている、というような、クローンが単なる生物学上のクローンではなく、オリジナルの記憶をも引き継いでいる、というような描き方をしている(そしてそこに浪漫を見出している)からと言って、“オリジナル”(だいたい、あの オリジナルが、クローンのもととなった正真正銘のオリジナルなのかどうかも、よくわからないと思うのだが)が自ら犠牲となるシーンを見た直後に、あんな形でクローンに出てこられると、正直、興醒めしないこともないが。

 

 

2013/6/5

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