映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「インポッシブル」

Lo Imposible

The Imposible

2012 スペイン=アメリカ

監督:J・A・バヨナ

出演:ナオミ・ワッツ

    ユアン・マクレガー

    トム・ホランド

    ジェラルディン・チャップリン

 

2004年のスマトラ島沖地震によって起きた津波災害に、実際に巻き込まれた一家の体験をもとにした映画である。

 

実際に起きた、あの災害の映画だから、というふうな見方をしたのでは、“映画として見る目” がくもってしまわないか、などと、そういうことが妙に気になったりする。たとえば、いまいちだなと思うところがあったりすれば、たとえそれが、甚大な人的被害を出した未曾有の災害を題材とした映画であろうとも、あくまでも “映画として”、いまいちだと言いたいのである(この作品のことを指して言っているわけではなく、たとえであるが)。あくまでも、映画そのものについて。

 

この映画での描写が、いかに事実と近いか、再現性が高いかなどと言い出すと、当然のことながら、実際に津波にのまれたこともない自分には判断しかねる。だから、“日頃よく映画を見に行く映画ファンの目から見た1本の映画” として見たい。そういう目で見て、この映画は、技術的な面、演技の面ともに、非常に優れているのではないかと思う(特に、ナオミ・ワッツの凄さが尋常でない)。

 

“すぐに本題に入る” ところが意外にもホラー的、音楽の使い方もどこかしらホラー的だと思っていたら。事前に情報としては知っていたのに鑑賞時にはすっかり忘れていたのだが、監督が、スペイン製ホラー「永遠のこどもたち」(2007)のJ・A・バヨナ監督で、妙に納得(スタッフもすべて同じだとか)。

 

 

2013/6/14