第59回ベルリン国際映画祭

現地時間2月14日夜、第59回ベルリン国際映画祭コンペティション部門の授賞作が発表された。金熊賞はスペイン=ペルー合作「ザ・ミルク・オブ・ソロー」(クラウディア・リョサ監督)。ペルー映画が、国際映画祭で受賞するのは初。


銀熊賞は、マレン・アデ監督「エブリワン・エルス」(ドイツ)、及びアドリアン・ビニアエス監督「ギガンテ」(ウルグアイ)。

金熊賞:「ザ・ミルク・オブ・ソロー」(クラウディア・リョサ監督)
銀熊賞:「エブリワン・エルス」(マレン・アデ監督)、「ギガンテ」(アドリアン・ビニエス監督)
最優秀監督賞:アスハール・ファルハディ監督(「アバウト・エリー」)
最優秀女優賞:ビルギット・ミニヒマイヤー(「エブリワン・エルス」)
最優秀男優賞:ソティギ・クヤテ(「ロンドン・リバー」)
最優秀脚本賞:オーレン・ムバーマン監督ら(「ザ・メッセンジャー」)
アルフレッド・バウアー賞(革新賞):「ギガンテ」、「タタラーク」(アンジェイ・ワイダ監督)

そして、昨年の誕生日に100歳を迎え、現役で映画を撮り続けている最年長の監督である、ポルトガルのマノエル・ド・オリヴェイラ監督が特別功労賞(ベルリナーレ・カメラ賞)を受賞した。100歳になってなお、現役で撮り続けている、本当になんと素晴しいことだろう。それになにより、オリヴェイラ監督作品が、とにかく素晴しいのだ。







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