「ホルテンさんのはじめての冒険」

O'HORTEN
2007 ノルウェー
監督・脚本:ベント・ハーメル
出演:ボード・オーヴェ
   ギタ・ナービュ
   ビョルン・フローバルグ
2008年度アカデミー外国語映画賞 ノルウェー代表作品
2008年カンヌ国際映画祭 パルム・ドッグ受賞(非公式の賞):犬のモリー



ホルテンさんのフルネームは、オッド・ホルテン。勤続40年の列車の運転士。首都オスロと第二の都市ベルゲンを結ぶベルゲン急行に乗務する。線路沿いのアパートで小鳥を飼い、判で押したように決まった生活を送る。しかし退職の前日、職場の同僚がよかれと思って開いてくれた送別会で飲みすぎたことがきっかけで、一定だったリズムが初めて崩れる。定年退職当日に、人生初の大遅刻。その日運転するはずだった列車に乗り遅れる。


葉巻や、目隠しドライブ、心臓発作の男。スキージャンプの女の子。


ホルテンさんは、スキージャンプの夢を叶える。


最後に、“亡き母と すべての女性スキージャンパーに捧ぐ”と映し出される。音楽もいい。






09.3.4