映画と2010年。
今年も、いつものように勝手に2010年の10本を選びだした。この映画日記の更新は、相変わらず一向に進まず… 昨年末に書いたものを見ると、2010年は、見た映画をもっと記録したい、というようなことを書いていたのだったが。
今年初めから開催され、好評だったようで、来年から第二弾も始まるという、TOHOシネマズの 午前十時の映画祭で、これまでスクリーンで見る機会のなかった作品や、題名は知っていても実際には見たことのなかった作品を、様々見ることができたのはよかった。ただ、例外的に夜にももう一回上映のある場合もあるが、基本的に午前十時の回のみの上映のため、土日に観客が集中し、チケットを買うのが大変、ということもあったが(ほかはどうかわからないが、大阪はそうだった)。
そして、年も押し迫ってから、ルイ・マル監督の特集上映が行われたこと、やはりこれが大きかった。フランス映画を愛する者にとってのみならず、自分にとって、ルイ・マルは特別な監督である。
地元大阪にて開催されている映画祭、もう17回目となった、大阪ヨーロッパ映画祭。今年も行けなかったことが残念だ。
今年は、昨年よりは、いくぶん多めに映画を見られただろうか。せっかく見た作品を忘れたくないがために始めたこの映画日記。昨年と同じようなことを言うとまた今年と同じように実現されなさそうな気もするが、とは言え、来年こそは、本来の目的通り、よい作品についてもっと記録していきたい。そのために、来年も、どうかよい作品を、見られる限り見ることができますよう。
2010年12月31日