映画と2012年

映画日記の更新にはまったく繋がらなかったものの、今年は、本数自体はかなり見に行けたのではないかと思う。

そして、今年もまた、映画人の訃報に接し、驚き、悲しむこととなった。年が明けてすぐ、ギリシャのテオ・アンゲロプロス監督が交通事故で亡くなり(1月24日)、同じ1月に、衣装デザイナーとして知られる日本の石岡瑛子も癌で亡くなっている(1月21日)。そして、衝撃的だったのは、トニー・スコット監督(ハリウッドの監督として知られるが出身はイギリス)が、自ら命を絶ったことだ(8月19日)。

明るいニュースもあっただろうが、思い返されるのはいつも、悲しい出来事ばかりである。悲しい出来事に、いつも気持ちが残る。いつまでもいつまでも名残惜しい。







2012年12月31日