「アデル、ブルーは熱い色」

La vie d'Adèle – Chapitres 1 et 2

Blue Is the Warmest Colour

2013 フランス

原作:ジュリー・マロ 『ブルーは熱い色』

監督・脚本:アブデラティフ・ケシシュ

脚本:ガリア・ラクロワ

出演:アデル・エグザルホプロス

    レア・セドゥ

第66回カンヌ国際映画祭 最高賞〈パルム・ドール〉受賞

(カンヌ史上初めて、監督だけでなく、主演女優2人にもパルム・ドールが贈られた)

 

 

主人公の名は、原作コミックにおいてはアデルではないという。監督が、主演アデル・エグザルホプロスの名を、そのまま使いたかったのだとか(アデルとは、アラビア語で正義の意であると、劇中の会話に登場する)。

 

アデルの あの 演技に見えないような演技は、しかしどうやって引き出されたものなのだろう。寝顔も、食事の様子(食べるシーンはアデルの生命力の象徴か)も、まるでまったくの自然であるかのように見えてしまう。

 

 

2014/4/9