「アデル、ブルーは熱い色」
La vie d'Adèle – Chapitres 1 et 2
Blue Is the Warmest Colour
2013 フランス
原作:ジュリー・マロ 『ブルーは熱い色』
監督・脚本:アブデラティフ・ケシシュ
脚本:ガリア・ラクロワ
出演:アデル・エグザルホプロス
レア・セドゥ
(カンヌ史上初めて、監督だけでなく、主演女優2人にもパルム・ドールが贈られた)
主人公の名は、原作コミックにおいてはアデルではないという。監督が、主演アデル・エグザルホプロスの名を、そのまま使いたかったのだとか(アデルとは、アラビア語で正義の意であると、劇中の会話に登場する)。
アデルの あの 演技に見えないような演技は、しかしどうやって引き出されたものなのだろう。寝顔も、食事の様子(食べるシーンはアデルの生命力の象徴か)も、まるでまったくの自然であるかのように見えてしまう。
2014/4/9