「インサイド・マン」

INSIDE MAN
2006アメリカ
監督:スパイク・リー 
出演:デンゼル・ワシントン
    クライヴ・オーウェン
    ジョディ・フォスター



ストーリーの中心となる刑事にデンゼル・ワシントン、エリート弁護士にジョディ・フォスター、銀行を襲撃する一団のリーダーにはクライヴ・オーウェン。同僚刑事役にもウィレム・デフォー(今回はそんなにアクの強くない役。それもまたよし)など、出演者がとにかく豪華だ。


ため息がでるほど強烈な“鉄の女”を演じたジョディ・フォスターは、これ以上ないくらいのハマリ役に見える。


銀行襲撃の手口や、“行間”に適度に入る人種間の問題をあぶり出すシーンなどにはうまい!とうなりつつ、ラストは予想と違う成り行きだったせいか(いや、違ってもいいのだが)、どうもスッキリしない感じがしたり。


映画の冒頭とラストで流れる曲、『Chaiyya,Chaiyya』は、インドの映画か舞台かで使われていたものらしいが、監督スパイク・リーがどうしてもこの曲を使いたくて、自ら使用の許可を取った、というものらしい。





06.6.28