映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「シュヴァンクマイエルのキメラ的世界」 シュルレアリストの闘士であると彼は言う。

〈ドキュメンタリー〉
LES CHIMERES DES SVANKMAJER
2001 フランス
監督:ベルトラン・シュミット
    ミシェル・ルクレール
出演:ヤン・シュヴァンクマイエル
    エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァー

07 3 28



白い髭をたくわえたヤン・シュヴァンクマイエル監督自身が、まるで物語の中の人物のような佇まいだ。


曰く、『CGは冷たい距離を感じる。完璧すぎて技術ばかり目立つ。手作りは、小さなミスもあるだろうが、でもそれも含めて私の作品だ。』


人に “シュルレアリストだ” と言うと、“かわいそうに、共産国の人だから流行遅れだと知らないんだ” という目で見られる、でも若い人たちは、ダリなどのシュルレアリストとは違うことをやっていると解ってくれる、その当時のことを知らない若い人の方が興味を持ってくれる、と語っていた監督。


「アリス」(1987年)に出てきたオブジェ ― 卵と頭蓋骨、パンに釘 ― や、「ファウスト」(1994年)の時の人形が置いてあったり、家でアルチンボルド風の彫像を造っていたり。
          

作品に地下室がよく出てくるのは、子供のころ、石炭やジャガイモをよく地下に取りにいかされたのがトラウマになっているからだという。主人公を少女として作品を表現することが多いのは、少年で表すことへの照れがあると語っていた。きっと、少年にしてしまうと、意識的にも無意識的にも、自分自身が投影されすぎてしまうかもしれないから、少女とすることで描く対象に距離をとる、ということだろうか。


「オテサーネク」(2000年)の撮影風景も収められており、出演する少女や木の着ぐるみを着た人に演出をつける姿も興味深かった。どこか不思議な空間。






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