映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

「M:i:Ⅲ」 吊り下げられるシーンはお約束?

MISSION IMPOSSIBLE
2006アメリカ
監督:J・J・エイブラムス
出演:トム・クルーズ
    フィリップ・シーモア・ホフマン
    ヴィング・レイムス



7月1日の先行上映で「M:i:Ⅲ」を見た。


今回は悪役をフィリップ・シーモア・ホフマンが演じているのが楽しみだった。アカデミー賞前からぜひ見たいと思っていた主演男優賞受賞作「カポーティ」の公開が秋ということで、それまでは久しぶりのフィリップ・シーモア・ホフマンを「M:i:Ⅲ」で見ておこう、と待っていたのだった。


やはり何でもできる俳優が悪役を演じると映える。いや、欲を言えば、あの悪役を内面的にもっと掘り下げるようなシーンが欲しかった。とはいえ「M:i:Ⅲ」のようなアクションにそれはちょっと無理があるか。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの私生活部分はむしろ少し長いように感じた。


ジャン・レノなどフランス俳優も出演した1作目ブライアン・デ・パルマ版と、白い鳩がどこからともなく飛んでくる中での格闘というジョン・ウー印の2作目。それに続く今作がシリーズ3本の中でいちばん出来がいいとの評判を聞くが、それはだいたい評判通りであろう。


トム・クルーズのアクションも、そこまでやるかというくらいのエスカレートぶりだし(橋のシーンと上海のシーンはまさに!)、フィリップ・シーモア・ホフマンのアクションシーンなどというのはかなり珍しい。
ほかの出演者も、ヘリを操縦したり変装して潜入したりとサポート役のジョナサン・リース・マイヤーズや、ものすごいドレスを着るシーンのあるマギー・Q、それぞれに見所があるのもこれだけの大作にしては案外と細やか。


思い返すと、「ミッション・インポッシブル」シリーズの3作目が作られるかも、という記事を映画雑誌等で見かけるようになったのは、もう数年前だ。最初の頃決まっていた監督は「ナーク」のジョー・カーナハンだったか。でも降板して、そのあとに決まった監督も降板したと聞いたような気がするが、なかなか決まったという記事を見ることなく、本当に作られるのかと思った記憶が。


シリーズものは、悲しいかなあとになるにつれて質が落ちることが多いと言われるのが常。それでいて、3作目でシリーズ中いちばんの出来という評価を得たのは、なかなかのものではないだろうか。







06.7.1