映画日記/記録

“Oh Captain, my Captain!” - 「いまを生きる」( Dead Poets Society / 1989 アメリカ / 監督:ピーター・ウィアー )

第83回アカデミー賞

朝から気になってしかたがなかった、日本時間の今日行われた第83回アカデミー賞の受賞結果。


実際には、そうそう結果の速報ばかり追っていられる状況ではなかったのだが、昼前に、まず「英国王のスピーチ」が脚本賞を受賞したことを知る。ぜひとも「インセプション」に脚本賞を、と勝手に思っていたので、「インセプション」にとってほしかったあまり、ちょっと残念に思ってしまった。まだ見もしていない「英国王のスピーチ」に対して若干申し訳ないが。今年は、これだけこの作品に流れがきていて、評価も高かったことを考えれば、じゅうぶん予測はできたことだが、それにしても、ああ、「インセプション」に…。


その後、13:45頃になって、速報で、おもな結果を知った。


監督賞が「英国王のスピーチ」のトム・フーパー、主演男優賞も「英国王のスピーチ」でコリン・ファース、主演女優賞は「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマン、撮影賞「インセプション」、作曲賞及び編集賞が「ソーシャル・ネットワーク」。そして、作品賞は、「英国王のスピーチ」が受賞した、と。


作品賞及び主演男優賞は、この作品に流れがきていたのだから、当然とも言える結果だろう。それでも監督賞は、デヴィッド・フィンチャーの可能性があったと思うから、少し意外だ。主演女優賞もかたかった。「インセプション」の撮影賞も然り。


ほかの部門の結果は、夜になってから調べた。以前から好きだったので、クリスチャン・ベールの助演男優賞受賞が嬉しい。助演女優賞はメリッサ・レオで、助演部門は、ともに「ザ・ファイター」がおさえた。外国語映画賞は、デンマークの「In a Better World」。


受賞の部門数で言えば、4冠が最高。作品・監督・主演男優・脚本を受賞した「英国王のスピーチ」と、撮影・録音・音響編集・視覚効果を受賞した「インセプション」の2本だ。「ソーシャル・ネットワーク」が3冠、そして、「トイストーリー3」と「ザ・ファイター」と「アリス・イン・ワンダーランド」が、それぞれ2部門受賞している(アリスのことは、公開時期が早かったもので、すっかり忘れていたが)。


監督でも俳優でも、受賞して当然、と誰もに思われるような人物が、なぜか不思議なほどオスカーと縁遠く、素晴らしい作品をつくりだしているにも関わらず、いつもノミネートどまりで受賞しない、ということが結構ある(「ディパーテッド」まで無冠だったマーティン・スコセッシ監督や、もはや受賞していないことが謎としか言いようのないピーター・オトゥールなどがすぐに思い浮かぶ)。今回監督賞にノミネートされていたデヴィッド・フィンチャーなど、だんだんその域に足を踏み入れつつあるのでは…などと言ったら失礼か。






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