「プライドと偏見」

PRIDE & PREJUDICE
2005イギリス
監督:ジョー・ライト
出演:キーラ・ナイトレイ  マシュー・マクファディン



長い間読まれてきた小説が原作なだけあって、示唆に富んだ文学的な台詞や、下品にならず軽やかなユーモアは、見ていて心地がいい。


当時のイギリスの習俗や街並みの再現、女性の置かれた状況を描いた場面も興味深い。


ドナルド・サザーランドやブレンダ・ブレッシンらベテランのコミカルな演技が楽しいが、特に、ブレッシンのけたたましく喋り続ける母役は見ものだ。キーラ・ナイトレイのアカデミー主演女優賞ノミネートは、この役柄で得をした感じか。『若草物語』のジョー的な、それを演じている人物が光って見える役柄だと思う。







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