「シーズ・ソー・ラブリー」 何度見ても。

SHE'S SO LOVELY
1997アメリカ=フランス
監督:ニック・カサヴェテス
出演:ショーン・ペン
    ロビン・ライト・ペン



映画館へは見に行っていない。テレビでただなんとなく見た「シーズ・ソー・ラブリー」。


破天荒なイメージがうまく役と重なり合っているショーン・ペンと、実際にもショーン・ペンのパートナーであるロビン・ライト・ペン。この2人が演じるその日暮しで刹那的な主人公らの、思わぬ破局と10年後の再開、逃避行を描いた映画だが、これをなぜだか何度も見てしまう。


テレビで放送されるたび、もう3度は見た。内容もかなりはっきり覚えているのに、気がつくと見ている。


何度も見たくなる映画というのは確かにあるが、そういう感じとはちょっと違う。同じ映画を何回も映画館に見に行ったことはあるが、そんなふうに、どうしても見たくて、好きで好きで繰り返し見に行く、という感じではない。とはいえ、深夜、テレビでやっていると、なぜか見てしまう。


どこにひかれてこんなに何度も見てしまうんだろう、と思いつつ見ている。また放送されれば、きっとその時も見ているに違いない(主人公らの友人役、「パリ、テキサス」のハリー・ディーン・スタントンがひょうひょうとして渋くてかっこいい)。






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