1月11日から始まる特集上映~〈「エレニの帰郷」公開記念 アンゲロプロス監督回顧上映〉 および 〈ポーランド映画祭 2014〉

 

〈「エレニの帰郷」公開記念 アンゲロプロス監督回顧上映〉

 

2012年1月に亡くなったテオ・アンゲロプロス監督最後の作品「エレニの帰郷」公開(→http://antoine.hatenablog.com/entry/2013/12/08/004115)にさきがけ、それ以前の10作品が回顧上映される。

 

回顧上映は、東京の新宿バルト9(1/14~1/24)、大阪の梅田ブルク7(1/11~1/24)の2館のみ。それも、1日1回のみの上映、時間も朝9時半からと、非常に限られた上映であるため、全部を見るのはまず無理、というところが残念(まだ見ていない作品を中心に見に行きたかったが、未見のものに限って、都合の悪い曜日の上映しかなく、見に行くことが出来ない)。

 

〈回顧上映 上映作品〉

旅芸人の記録」(1975)
「狩人」(1977)
アレクサンダー大王」(1980)
「シテール島への船出」(1984)
「蜂の旅人」(1986)
霧の中の風景」(1988)
こうのとり、たちずさんで」(1991)
ユリシーズの瞳」(1995)
永遠と一日」(1998)
「エレニの旅」(2004)

 

 

 

アンゲロプロス監督最後の作品「エレニの帰郷」は、今月25日より、全国5館で上映。

 

 

 

ポーランド映画祭 2014〉

 

2012年末の特集上映〈ポーランド映画祭 2012〉に続き、〈ポーランド映画祭 2014〉が上映される。

 

ここ大阪では、シネ・ヌーヴォにて1月11日より上映が始まるが、いかんせん、作品の本数に対して上映期間が短すぎる(21作品を1週間で上映)。


http://www.cinenouveau.com/sakuhin/poland/poland.html


2014年に最新作「ワレサ」が公開されるのに合わせ、アンジェイ・ワイダ監督作品をメインで上映、とのことで、〈ポーランド映画祭 2012〉 の際に上映された代表作2本(「地下水道」「灰とダイヤモンド」)に加え、今回は1968~1990年のワイダ監督作品が5本、上映されるというのに、なにしろ、21作品を1週間で上映するため、どの作品も期間中1回きりしか上映されない。なぜこのような日程になってしまったかの詳しい経緯は知らないが、もう少し余裕のある日程なら、なおよかったのであるが。

 

 

 

2014/1/10