シネカノン神戸も閉館する。

シネカノン神戸が、この12月20日に閉館した。シネカノン直営の映画館としては、関西唯一だったのが神戸。9月19日付で告知されていたみたいだが、11月も終わりになってからようやく知った。


そう頻繁にかよったわけではなかったが、何度かは足を運んでいる。元町駅から散歩がてら歩いていったり、遅れそうになって高速神戸駅から走ったり。


大阪で見逃した、スロヴァキアのマルティン・シュリーク監督作品を見に行ったのがここだったし、テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」を、つい2年ほど前だったか、見たのもここだった。


12月8日、ついこの間だ。かつて上映された作品が何本か、最後に上映される中、2006年に大阪で見てとても好きだった「マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾」を、もういちどシネカノン神戸に見に行った。本当の閉館の日よりすこし早く、この時がシネカノン神戸で映画を見た最後になった。


映画館に通うようになってもう何度目か。何度味わっても、閉館は寂しい。







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